天皇皇后両陛下は戦後80年にあたり、戦没者を慰霊するなどの目的で広島県を訪問されています。

 天皇皇后両陛下は19日午前10時前に特別機で羽田空港を出発し、午前11時すぎに広島空港に到着されました。

 空港では湯崎知事らの出迎えを受け、午後は平和記念公園を訪れて原爆死没者慰霊碑に供花するほか、被爆遺構展示館を視察されます。

 その後、平和記念資料館を訪れ、被爆者や語り部らと懇談される予定です。

 陛下が広島を訪問するのは即位後初めてで、側近は「戦後80年の節目を迎え、両陛下は被爆者らに改めて心を寄せていきたいと思っておられる」としています。