消防による災害時を想定しての人命救助技術を競う大会が、県消防学校で行われました。
消防隊員の救助技術の向上を目的に毎年行われている大会には、宮城県の11消防本部から約180人が参加しました。隊員たちは、災害時の救助活動を想定した7つの種目で技術の正確さや速さを競いました。
このうち引揚救助という種目では、地下にいる要救助者を、ロープで引き揚げる速さを競いました。
ロープブリッジ渡過は、隣の建物まで張られた20メートルのロープを往復する速さを競う種目です。
会場には、参加した隊員の家族や同僚が駆け付け、声援を送っていました。
仙台市消防局佐藤智一総務課長「学びの場・競い合う場となっているので、消防本部間の垣根を越えて連携力の強化につながればなと」
成績上位のチームは、29日に宮城県で行われる東北大会に出場します。